令和を生きる子どもたち 1
今の子どもたちが大人になった頃、日本はそして世界はどうなっているのでしょう。
何が起こるかわからないとは思いますが、まずAIの台頭はほぼ確実でしょう。よく、AIに仕事を奪われる、とか言われますよね。スーパーのレジとか、金融機関の窓口とか。でも、例えば裁判官のような、一見人間にしか出来ないと思われる職業、そして高給取りの職業もすでに危ないのだそう。そうは言われても、まだまだおとぎ話のようで具体的に想像がつかない、信じられないという方も多いと思います。
でも考えてみれば、人間は前の時代の人間には想像すらできなかった生活を、その時の技術革新によって手にするということを歴史的に繰り返して来ました。また、それに合わせて常識もモラルもどんどん塗り替えられていきました。多分昭和の初期なら、主婦は洗濯だけで数時間を要したのでは?今そんなことに時間を奪われる人はいません。洗濯機が回る間、私たちは何か他のことをしている。
さあ、そして時代は令和です。また新しい技術革新が生活を変えていっています。もう着いていけない、と半ば諦めるのも可能ですが、少なくとも今の子どもたちはそれに乗っかっていくはずです。
そんな子どもたちが大人になった時、どんな風に「働く」は変化しているでしょう?あなたのお子さんはどんな仕事に着いていると思いますか?その仕事、本当にその時まであるのでしょうか?
今の教育は、残念ながら二つぐらい古い時代なら重宝された人材を育成するためのカリキュラムです。
これからは学校に教育を任せっきりにするのではなく、我が子は何を武器にして未来に向かわせればいいか、を考えるべきだと感じています。その武器に多分「学歴」は含まれません、残念ながら。必要なのは、人間力と実践力。使えない資格も必要なくなっていくでしょう。実績こそがものを言う時代。
改めて、これからの子供は大変だなぁ、と思います。そして今からこれを忘れず親が子に向き合うことが大切だとも感じる今日この頃です。
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